2012年7月9日月曜日

Nexus7が発売前に戦略レベルでiPadに販売台数では勝てないことが確定している3つの理由

わかりやすくいえば、日本にもNexus7が欲しいと思う人は沢山いるけど、売ってない。
Nexus7が日本で発売される前に、先にサムソンとかの競合商品が発売されて、安い7インチが欲しい人は別のを買う。
海外で発売日に爆発的に売れても、すぐに品切れを起こして、その間に他所が出す。


つまり単機種の販売台数は発売前の戦略で決まっている。


  1. 世界同時展開しているiPadに比べて、わずか数国で販売
  2. Appleの独占的に販売するのに比べて、他のメーカーから類似商品から山ほど出る
  3. Nexus7ではタブレット端末年間、数百万台が目標のAsusとのみ提携
ただしGoogle的には、Nexus7でiPadに超える必要はないのはわかっている。
Androidタブレット全体で勝てばいいし、それすら考えてなく、高価な10インチiPadモデルだけでなく、もっと安価なタブレットが普及してインターネット接続時間が増えれば広告収入が増えると考えてるかもしれない。




世界展開は、その地域で強いメーカーが出せばいい。
激しい競争で、消費者に優位な商品が生まれればいい。
Nexus7はリファレンスモデルなので、特定のメーカーに肩入れしたり、自社で数千万台作る必要はない。


実際の所、Googleのタブレット市場における戦略的目標は何かはわからないが
2012年の第一四半期においてKindle Fireの失速で、大きくシェアが落ちたタブレット市場で、Nexus7で存在感を示せるか、Appleがまだ手をだしていない、7インチモデルでAndroidタブレットそのものの、存在感を示せるかが気になるところだ。


今のところ、小型 iPadが出る前に、Kindle Fire2が出るという噂もあり、Androidタブレットは存続できそうではある。



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